皆さんこんにちは、今沢です。
このブログのタイトルどおりですが、僕はドイツ人の女性とお付き合いをして国際結婚しました。「ヨーロッパの白人女性と出会って結婚した」というフレーズだけ耳にすると、僕の場合はお金持ちの中年男性とかイケメンのリア充を真っ先に想像してしまうのですが、皆さんはいかがでしょうか。
今回の記事では、お金持ちでもイケメンでもない僕のケースをご紹介しながら、ドイツ人女性にモテる・好印象を持たれる外見について考察していきたいと思います。
目次
妻と出会う前の僕のスペック(20歳頃)
・生まれた頃から天然パーマ。気が付くともみあげが上向きになるほど強固な天然パーマ。
・天然パーマのために髪型はスポーツ刈りの短め。
・顔面は油ギッシュ。常にテカテカ。にきびもちらほらこんにちは。
・顔?風呂とシャワー以外はたまに水で洗う程度。
・歯磨きは1日1回、30秒も費やしません。
・体臭なんてお構いなし。いわゆるダダ洩れ。
・その他身体の手入れは皆無。爪は伸びてきたら切る。
・服や靴は多少破れたりボロボロになっても着続ける。中には中学生の時から着用しているものもあり。
・体型は普通。身長は高め。フランケンシュタインに似ているとスーパーのバイト先で言われたことがある。
・お金はなし。バイト代は主に大学の参考書やドイツへの飛行機代でなくなる。
・性格は恥ずかしがり屋。目立つのを嫌う。女性と話すのは苦手。携帯のアドレス帳も数十人程度しか登録されておらず、あまり友人も多くない。主に家の中でネットサーフィングをするのが好き。
う~ん、あらためて当時の状況を書き出して読んでみると、我ながら原始人のようですね。
妻からの指摘事項(女性目線で大切なところ)
そもそも妻とはインターネットの掲示板でメールをやり取りしたところから交流が始まったので、お互い詳細な外見を見る機会がありませんでした。ほとんど2年の間、メル友だったわけです。確かに、自分のメル友が原始人だとわかっていたら、今の世の中あっという間にメアド変更・音信普通ですよね…。
そんなわけで実際に顔を合わせた後、僕の性格が妻と似ていたおかげか、めでたく付き合うことになったのですが、それから妻に外見・身だしなみのことで色々と改善するように言われました。
髪の毛をぬるま湯で洗う
僕は子どもの頃からお風呂が好きで熱湯を頭の上にかぶるのが日課だったのですが、「髪の毛はタンパク質なので熱に弱い。熱いシャワーで髪を洗い続けていたらどんどんパーマがかかるよ」と妻から言われたのをきっかけに、ぬるま湯で髪の毛を洗うようにしました。頭はぬるま湯、身体は熱い湯と温度を切り替えるのがなかなか面倒に感じましたが、約2か月間ほど実践してみて髪の毛が生え変わると、以前に比べて確かにパーマの強さが落ち着いてきました。こんなことで学生時代苦労していたなんて…何でうちの母親は何も言ってくれなかったのか。小学生から人生をやり直したい気分になります。
泡の洗顔クリームと石の洗顔クリームを使い分ける
洗顔なんて、とりあえず泡のクリームをごしごし顔に塗っとけば事足りるかと思いきや、泡の石鹸だけだと取り切れない汚れがあるので、数日に1回はつぶつぶの入った洗顔クリームで優しく顔を洗うべきだという指導を受けたのも妻からでした。それからというもの、顔面に満遍なく泡クリームを塗りたくるのは止めて、鼻の上、おでこ、頬、あごを中心に肌をひっぱらないように洗顔するようになりました。その結果、にきびは目立たなくなり、顔の肌の色も褐色系から若干白っぽくなり、清潔感が出たようです。そういえば、最近は油断して泡ばっかりの洗顔になってます…
眉毛は「細くする」のではなく、「整える」ことが大切
ここまで記事を読んでいただいた皆さんなら既にお気づきかもしれませんが、僕は外見・身だしなみに疎い人間です。例えば、中学生になった頃、周りのヤンキーが髪の毛を茶髪に染めたり、眉毛を細くしているのを見て、「わざわざ髪の毛を違う色に染めても仕方ないんじゃない?数か月おきに染め直し続けるのも時間がもったいない」とか、「眉毛を細くして何かメリットあるの?数か月おきに…(略)」とか、自分の外見・身だしなみを整えることに全く興味がありませんでした。
そんな荒れ果てた牧草地のような眉毛にも妻のやんわりとした指摘が入りました。「眉毛を細くするんじゃなくて、整えることが大切」ということで、僕の誕生日プレゼントで眉毛お手入れセットをもらいました。セットの中身は、小さいハサミ、ピンセット、眉毛用の小さい櫛。それからというもの、ぼさぼさの眉毛を週に1回整えるようになりました。妻によるとそれだけでも印象が結構変わり、いい感じに見えるそうです。
電動歯ブラシで3分以上歯を磨く
僕は子どもの頃からお茶やコーヒーが好きで、今でも家にいるときは必ずどちらかを飲んでいます。そのため、たった30秒の手動歯磨きでは、すっかり黄ばんでしまった歯に何の効力もなく、おまけに知らず知らずのうちに着々と虫歯も増えていきました。「黄色い歯って他人から見るとみっともない」と、こちらも妻から言われたのをきっかけに電動歯ブラシを購入。最近では毎回5分以上かけて歯を磨くとともに、定期的に歯医者でクリーニングを受けるようにしています。特にホワイトニングなんて大仰なものには手を出していませんが、それでも以前に比べると歯が白くなりました。
やすりで爪を磨き、余分な甘皮(キューティクル)をなくす
爪のケアについても、僕の中では眼中にありませんでしたが、ヨーロッパでは日本の髭剃りのように一般的なマナーの一つだそうです。爪をやすりで磨いてきれいな楕円形に整えて、皮膚と爪の間のキューティクルを取り、簡単なオイルを爪に馴染ませる。僕の中では面倒が先に立って正直まだまだ習慣になっていないので、この記事をきっかけにまた爪のケアを心がけていきたいと思います。
弛んでいないお腹とお尻がとても重要
妻によると、ドイツ人を始めヨーロッパの女性陣にはシュワちゃんやスタローンのような筋肉モリモリの男性が人気という話は事実のようですが、当然人によって好みは様々なので、必ずしもトレーニングジムに通って筋肉質な体型になる必要はないそうです。それよりも重要なのは、服の上からでもうっすらとわかるようなそこそこの筋肉と、弛んでいないお腹やお尻、だそうです。僕の場合、幼少から中学卒業まで水泳に通っていたので、図らずもこちらの要素だけクリアできていたのが救いです。
自分のサイズに合った高品質な服を数枚着こなす
妻曰く、下手にブランド品を選ぶよりも、安価でも自分の体形に合った服を着た方が、服のデザインに関係なく見栄えが良くなるそうです。
◎女性が手入れをしている部分=男性も見られている
以上、ドイツ人女性にモテる・好印象を持たれる方法についてご紹介させていただきました。
全てに共通して言えることは、「女性自身も日々ケアを行っているところ」ということです。僕自身、ぬるま湯シャンプー、洗顔、眉毛、歯磨きなどを実践してみると、徐々に自分の外見が変わってくるのを感じました。また、少しでもこういった身体のお手入れを忘れると、全体的にきれいになってきた分、以前よりもムダ毛や汚れが目立つように感じてしまいます。また、それと同時に他人の外見についても、自然と自分の外見を基準にしてついつい見てしまうようになりました。「あの人の歯って意外と黄ばんでるな~」とか、「あの人の爪ってすごく手入れされてる!」といった具合です。化粧に軽く1時間を費やす女性達であれば、尚更細かく男性の外見を日々チェックしているのではないでしょうか。そういった点をクリアすることで、ドイツ人だけではなく、世界中でモテる・好印象を与える人にきっとなれるばずです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。