ドイツ人女性と国際結婚して人生変わるな~と思うこと(その2)

皆さんこんにちは、今沢です。
最近妻の体調があまり良くなく、保育園の送り迎えと長男の遊び相手でブログの更新がちょっと途切れてしまいました。何度もサイトをチェックしてくれていた方、ごめんなさい。

前回の記事では、ドイツ人女性と国際結婚するともれなくあやかれそうなことをご紹介しました。

引き続き、今回の記事では私が感じた国際結婚生活ならではのメリットをご紹介していきます!

 お前のものは俺のもの(知識)

こちらの常識はあちらの非常識とも言いますが、国が違えば勉強する内容も当然違います。日本で習う世界地図には日本がその中心に描かれていますが、ヨーロッパで習う世界地図にはヨーロッパがその中心に位置しているって話が有名ですよね。

そうです、なのであなたのドイツ人女性から聞いた話をそのまま人に伝えるだけで、あなたの評判は博識、賢い人というイメージを周りに持ってもらえることができます。私の場合は、小学校・中学校ともに美術が不得意で、5段階の相対評価でいつも2をキープしていましたが、逆に妻の得意科目が美術なので、美術館巡りをしながら「ゴッホの美術は当時最先端過ぎて死んだ後でやっと評価されるようになった」とか「ピカソが若い頃に描いた絵はめちゃくちゃ上手かった」なんて話を聞いたりすることができて、自分では何もしていないのに何だか少し美術通になった気がしています。また、ドイツにはアオトバーン(Autobahn)という、速度無制限・スピード出し放題の高速道路があって、車好きの走り屋さんの間ではそこそこ有名なのですが、「そもそもアオトバーンはナチスのヒトラーが軍事目的を兼ねて実現した」という話はあまり知られていないようで、毎回このワンフレーズを唱えるだけで周りが目を丸くして感心してもらえたりします。まあ、当然付け焼刃的な知識なので、「なんで?」と深堀して聞かれると返答に困ったりすることもちょくちょくあります。諸刃の剣ですね。

海外ドラマで目にするおしゃれな家に泊まれたり、古城に住めるかも?

日本は島国で地震大国ですが、ドイツは内陸で地震もほぼ起きないため、築100年の家に人が引っ越してきたり、数百年前に建てられた教会が結構現存していたりします。僕は元々古いお寺などの歴史を感じさせる建物が大好きなので、毎回ドイツに行って街の中を散歩するだけで気分上々になります。

また、日本は国土の多くが山地となっていて、都市部に人が密集して住んでいるために土地の値段が高額ですが、ドイツは平坦な土地が多く、都市部の人口密度も日本のように高くないため、日本に比べて一軒家の規模がとても大きいです。そのため、来客用に寝泊まりできる部屋(ゲストルーム)があったり、家単位で借りられるゲストハウスが一般的となっています。

僕の場合、大学3年次に初めてドイツに行って、現地の音楽フェスティバルに参加したことがあるのですが、そこで仲良くなったグリーゴという好青年の家に一泊させてもらったことがあります。彼の家はベルリンの中心部から地下鉄で30分くらいの郊外にあり、2階建ての広々とした家だったのですが、何より驚いたのは地下に6帖くらいの広さのお部屋が2つもあり、どちらもゲストルームなので普段は使っていないということでした。いや~、非常に羨ましいです。その時はワインを片手に円卓のテーブルでプチホームステイを楽しませていただきました。

そして妻の方はというと、我が家全員でドイツに帰るときは妻のご両親が家の真向かいのゲストハウスを借りてくれるので、そこに滞在することがあります。そのゲストハウスは日本のテラスハウスのような広さで、食器類の皿やベッド、ソファー、テレビなど何でも揃っているので、当時住んでいた賃貸アパートよりも豪勢な感じです。また、妻に聞いたところ、妻のおじいさんはそこそこドイツの美術業界で名の知られた人だったようで、古城に実際に住んで生活しながらその管理をしていたそうです。そのお城は今は別の人が管理していて、一般の人にも公開されているので、最早僕の介入する余地はこれっぽっちもないのは残念ですが…。もしかしたら、あなたのパートナーの親戚の方にも素敵なお城に住んでいる方がいるかもしれません。夢が広がりますね。

以降、次の記事に続きます。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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