ドイツ人女性と国際結婚して人生変わるな~と思うこと(その1)

皆さんこんにちは、今沢です。

前回の記事まで、私が常々感じている国際結婚のデメリットについてご紹介してきました。

10年近くも結婚生活を送っていると、新婚当時のワクワク感よりも落ち着いている感じの方が強く、私自身、国際結婚のメリットよりもデメリットの方が思いつきやすくなってきています。人間、常に不満を感じる生き物ですよね。

今回はドイツ人女性と国際結婚して人生変わって良かったなと感じることについてご紹介していきます!

白人女性と結婚したという、一種のステータス

(婚姻に関する統計資料です)

夫日本-妻外国の夫妻における妻の国籍別婚姻件数の構成割合 -平成7・27年-

出典元:平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況|厚生労働省

日本国内の国際結婚の内訳を見てみると、その大半は中国人・韓国人などのアジア圏の外国人がパートナーのカップルです。そのような中、ヨーロッパ人と結婚したと伝えると、日本人男性と欧米人女性のカップルが世間的にもあまり目立たないのに加えて、ドイツ人という合理的・自立したイメージの強い女性をゲットしたということで、頭が良くてかっこいいというようなイメージを勝手に持ってもらえるようです。実際、僕なんてろくに女性と付き合った経験がなく、何の変哲もないそこいらの大学を卒業しただけなのですが、なぜだか職場では一目置かれています。

ちなみに、ある一つの側面で良い印象を持つと、他の面も良い・優れているという印象を自然と持ってしまう現象は「ハロー効果」と呼ばれていて、社会心理学でも認められている現象の一つです。

人前でのキス・イチャイチャが当たり前になる

これは人前で「俺はドイツ人女性と結婚してるんだぜ~」と自慢したい人なら最高かと思います。
日本人と違い、欧米人は愛情表現がダイレクトです。私もドイツでベンチに座る男性の太ももの上に女性が座り、そのまま抱き合ったりしているところを見て軽くショックを受けた記憶があります。もちろん妻も例外にあらず、です。

そのため、毎日「愛している」と抱きしめたり、公衆の面前でキスするのも当たり前です。逆に恥ずかしがってキスしないと「私を愛していない」と相手は受け取ってしまい、100年の恋も即座に冷めてしまうので要注意です。私と妻の場合は、付き合い始めた当初は私の方にスキンシップをするという感覚がなかったため、私の方から手を繋いだり身体に触わることはほとんどなかったのですが、そのことが原因で数年間何度もケンカしたりしました。今となってはいい思い出ですね。

意見がはっきりしていて、会話中の誤解が少ない

日本の学校:恥ずかしがって手を挙げない、皆の前で発表しない。テストは主に選択・マークシート式回答。

欧米の学校:自ら進んで発言する、失敗を躊躇しない。テストは主に記述式回答。

やはり日本とドイツ(ヨーロッパ)の教育システムが違うからでしょうか、基本的にドイツの人はコミュニケーション能力が高いです。日本では「言わなくてもわかる」、以心伝心が美徳なのに対して、ヨーロッパでは「言わなきゃわからない」のではっきり伝えることが重要というわけですね。

ドイツ人とお付き合いすることになると、この違いがはっきりと理解できます。確かに女性によくある「何でもいいよ(本当はこうしてほしいの、わかるでしょ!?)」といったような高度なコミュニケーションも時には必要となりますが、好きなものは好き、嫌なものは嫌と、大抵ははっきりと返答してくれます。そのため、デートの行き先やレストラン選びなど、遠慮しがちな日本人の女性とお付き合いするときよりも誤解しにくく、失敗することも比較的少ないです。

ヨーロッパ中、ビザなしで好きな国に住むことができる!

個人的には一番凄いメリットだと思います。

妻によるとドイツ人であればEUの好きな国に無制限でいくらでも滞在することができるそうです。また、ドイツ人と結婚した配偶者も同じ権利がもらえるとのことです。通常であれば、外国へ旅行するときは国によってパスポートとは別にビザという滞在許可証を取得する必要があるのですが、そのビザなしでヨーロッパの好きな国に暮らすことができるって…凄いことだと思いませんか!?びっくりですよ。

我が家もブログだけで生計が成り立つようになったら、ゆくゆくはドイツに引っ越したいと思っております。

 

以降、次の記事に続きます。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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